バイアグラの服用方法と抗不整脈薬との併用

バイアグラは1999年に日本で最も早く発売された勃起不全症(ED)治療薬です。日本で販売されているED治療薬は他にレビトラとシアリスがありますが、バイアグラは今なお広く臨床現場で使用されています。またバイアグラにだけはジェネリック医薬品が発売されており、安価に手に入れることができます。ED治療には保険は適用されないため、費用もかかるので、金銭的メリットがあることは大きいです。
バイアグラの服用方法に関してですが、服用方法で最も気を付けなければならないのが服用のタイミングです。服用するのは性行為の1時間前が推奨されています。服用後30分で効果が現れ始めると言われているので少なくとも30分前までには服用するようにしましょう。また直前の食事に関しても効果に影響を与えます。食事から2時間以内の場合には効果が減弱することがあるので、食事から最低でも2時間以上空ける服用方法が理想的です。また食事の内容も影響します。脂ものの食事の場合には効果が減弱しやすいので、なるべく脂っぽい食事は控えるようにしましょう。
またバイアグラと抗不整脈薬との併用に関してですが、バイアグラは一部の抗不整脈薬と併用できない薬です。その抗不整脈薬とはアンカロンという薬です。これとバイアグラを併用すると心電図の所見でQT延長が起こりやすくなってしまいます。QT延長は場合によっては心室細動のような致死的な不整脈を誘発することがあるので注意が必要です。ちなみにED治療薬の中で最も薬物間相互作用が少ないのはシアリスですが、いずれのものでも他の薬剤との併用には注意が必要です。またカルシウム拮抗薬も不整脈治療に使用されることがありますが、バイアグラと併用するとCYP3A4の競合によってそれぞれの作用が増強する恐れがあります。併用禁忌にはなっていませんが注意が必要です。

バイアグラは世界初のED治療薬として有名ですが勘違いしている方も中にはおられます。ED治療薬を服用するとずっと勃起したまま、だとか薬の服用方法を間違っていて効果がなかったなどよく耳にします。そんなことのないようしっかりと勉強してください。